こんにちは!ばっしーです!(^^)/
2年生の生物分野も後半戦!
後半は『ヒト』!
人間の体について学びます!\(^o^)/
今回はその中でも、『養分の消化』についてを解説します。
消化器官や、だ液のはたらきを調べる実験についてもやりますよ(^^)/
学習プリントの「KYD!プリント」にも、大事なところをギュッとまとめています。
ぜひご活用ください(^^)
3大栄養素の消化
みなさんは、3大栄養素をご存知でしょうか?
デンプン、タンパク質、脂肪です!
一覧になっている図を、後で載せておきますね(^^)/
でも、まずは1つずつ見ていきましょう!
デンプンがブドウ糖に変わる
まずはデンプンから!
デンプンは、そのままでは体に吸収されにくいです(‘ω’)
そこで、食べ物の通り道になっている部分(消化管)を通る間に
ブドウ糖に変えられます。
だ液の中には、養分を分解する物質(消化酵素)である、アミラーゼが入っています!
このアミラーゼが、デンプンに作用します(^^)/
他にデンプンに作用する液は、だ液、すい液、小腸の壁から出る消化酵素らで、
これらが少しずつ、デンプンをブドウ糖に変えていくのです。
タンパク質がアミノ酸に変わる
続いてタンパク質!
やはりこれも、そのままでは体に吸収しにくいんですね~(^^;)
体が吸収しやすいアミノ酸に変えられます!
タンパク質はまず胃液に含まれる消化酵素の、ペプシンが作用します。
逆に言うと、だ液は作用しないんですね~(^^;)
その後、すい臓のすい液に含まれる消化酵素の、トリプシンが作用します。
最後に小腸の壁の消化酵素が作用します。
この3つの液によって、少しずつアミノ酸へと変化していくのです(^^)/
脂肪が脂肪酸とモノグリセリドに変わる
最後に脂肪です!
脂肪もそのままでは体に吸収されにくく、
消化管を通る過程で、脂肪酸とモノグリセリドに変わっていきます。
脂肪はまず、胆汁(たんじゅう)という消化液が作用します(^^)
次にすい液の中に含まれるリパーゼという消化酵素が作用します!
脂肪は2つの液のみの作用です(^^)/
消化のまとめ
という感じになります(^^)/
小腸など、養分を体に取り入れるはたらきをしている部分を消化器官といい、
食べ物の通り道になっている部分を消化管といいます(^^)/
また、だ液など、食物を吸収される形にまで分解するこ液を消化液といい、
この中にある、養分を分解する物質を消化酵素(しょうかこうそ)といいます(^^)/
アミラーゼやペプシンなどです!
ちなみに、酵素の『酵』は、『考』ではなく、子どもの『子』ですので
漢字は注意してくださいね(^^)/
だ液のはたらきを調べる実験
これは有名な実験なので、おそらく学校で行うと思います(^^)/
問題集などでも、必ず出てくると言ってもいいのではないでしょうか(^^)
2つの試験管を用意し、両方にデンプンを入れます。
片方にはだ液を加え、もう一方には水を加えます!
これを図のように、36℃くらいの湯につけ、しばらく置いておきます( ^^) _旦~~
ちなみに、なぜ36℃なんでしょう(・・?
ヒントは、『だ液のはたらきを調べている』ということです…
答えは…
体温に近い温度で、だ液のはたらきをうながすため
です(^^)/
36℃といえば、体温!ですよね。
体温の温度が、一番だ液がはたらく温度なのです!(^^)!
ヨウ素液の反応
先ほど、食物の消化のところで書きましたが、
だ液の中のアミラーゼが、デンプンに作用するわけですね!
だ液によって、デンプンが別の物質(ブドウ糖)に変わります(^^)
一方、水を入れても、デンプンは変化が起こりません。
ということで、しばらく置いた試験管に、ヨウ素液を加えるとどうなるでしょう(・・?
①デンプン+だ液の方と
②デンプン+水の方
どちらも考えてください(^^)/
では、正解です!
正解は…
①デンプン+だ液
→変化なし
②デンプン+水
→青紫色
分かりましたか?(^皿^)
ヨウ素液というのはデンプンと反応して、青紫色に変わる
という薬品ですよね!
①の、デンプン+だ液では、
反応が起こり、デンプンはなくなっているため、ヨウ素液との反応が起こりません!(^^)!
②のデンプン+水では、
変化がないため、デンプンが存在したまま!
デンプンとヨウ素液の反応が起こり、青紫色に変わる反応が起こるわけです(^^)/
ベネジクト液の反応
続いて、2つの試験管にベネジクト液を加えて加熱したときの反応について!
ベネジクト液とは、加熱すると糖と反応して、赤褐色の沈殿(せきかっしょくのちんでん)をするという液です。
しばらく置いた2つの試験管に、ベネジクト液を加えて加熱すると、どうなるか考えてください(^^)/
①デンプン+だ液の方と
②デンプン+水の方
どちらも考えてください(^^)/
では、正解いきます!
正解は…
①デンプン+だ液
→赤褐色の沈殿ができる
②デンプン+水
→変化なし
①のデンプン+だ液では、
だ液がデンプンを糖に変えていますので、試験管内に糖があるわけです。
その糖とベネジクト液が反応し、赤褐色の沈殿が起きるのです(^^)/
②のデンプン+水では、
何も反応が起きません(‘ω’)
そのままデンプンと水が試験管内にあります。
だからベネジクト液を加えても、何も反応が起きないのです(^^)/
KYD!プリント
ここに載せた図は、学習プリントのKYD!プリントにも載せています。
今回の内容は、図で覚えてしまうのが、スッキリしていいですよ~!(^^)!
その他KYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントには大事な出るとこだけギュッ!とまとめています!
ぜひご活用ください!(^^)/
【問題プリント】
KYD⑪ 養分の消化
【解答】
KYD⑪ 養分の消化 解答
KYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントの使い方については、私のオススメの方法を
KYD!プリントについて&利用規約
に書いていますので、参考にしてください。
良いなと思ってもらえたら、人に紹介したり、ブックマークをして頂けると幸いです!
読んで頂きありがとうございました!(^^)/
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