植物の葉・根とマツのつくり【学習プリント付き】

中1生物分野





こんにちは!ばっしーです!(^^)/
 
 
KYD!プリントの第3回は「葉・根とマツのつくり」です。
 
これまで1年生では葉や根について、もっと詳しく扱っていましたが
新要領で内容が大分少なくなりましたね。(^^)
 
 
まあその分2年生の方にいってますが…(;^ω^)

今回も、もちろん新要領で解説を行っていますので、ぜひご覧ください!

葉のつくり

葉にある、すじのようなつくりを葉脈といいます!

実は、この葉脈には2タイプあるのです!(^^)
知っていた人もいるかもしれませんが
こんなタイプと

こんなタイプ

違いがわかりましたか?
上の1個目のようなタイプを網状脈(もうじょうみゃく)といいます。

確かにあみあみに葉脈が通っていますね(^^)/

下の2個目のようなタイプを平行脈(へいこうみゃく)といいます。

確かにほぼ平行に葉脈が通っていますよね!
 
 
葉っぱにはこの2種類があるのです!
気にしたことはなかったと思いますが、これからはぜひ「どっちかな?」とチェックしてみてくださいね(^^)/

根のつくり

次はです!
根とか、ますます気にしたことなかったのではないかと思います(;’∀’)

根とか土の中なんで、見えないですしね(。-∀-)
 
 
実は根にも2タイプがあります。
まずはこのタイプ

このタイプは主根(しゅこん)側根(そっこん)をもつタイプです(^^)/

主根とは、真ん中を通っている太い根で
側根はそこから枝分かれしている細い根です。
 
 
続いてこのタイプ

このタイプはひげ根といいます。
確かにひげのような形をしていますね(^^)
 
 
根の2タイプ!ぜひ覚えていてくださいね(^^)/
 
 
 
根には、図のようなつくりがあります。

すべての根にあるわけではないのですが、
根から細い毛のようなものがたくさん出ていることがわかります!

これを根毛(こんもう)といいます。
 
 
根毛があることによって、土の中の小さなすき間に広がり、より多くの水分や養分を吸収することができるようになります。
 
根も考えましたね!すごいつくりです\(^o^)/

葉と根の関係

先ほどまで葉と根の紹介をしてきました。
まさか葉も根も2タイプあるとは思っていなかったのではないでしょうか?(^^)

さらにびっくり!
根・葉にはとある法則があります!
 
 
その前に「子葉」を紹介します。

芽生えのときの葉を子葉(しよう)というのですが
子葉には2タイプあります。

まずは1枚の子葉

これを単子葉(たんしよう)といいます。
名前がそのまんまなんで、覚えやすいですね(^^)/

2タイプ目が2枚の子葉

これを双子葉(そうしよう)といいます。
これもそのまんまな名前ですね!
 
 
子葉を理解してもらったところで
先ほど書いた、根・茎・葉にはとある法則があるということについて!
 
それは
ひげ根をもつ植物は平行脈の葉、子葉は1枚(単子葉)です。

これを単子葉類といいます!
 
 
そして
主根側根をもつ植物は網状脈の葉で、子葉は2枚(双子葉)です。
 
これを双子葉類といいます!

実はこのような法則があり、葉と根は関係があったのです!(^^)

これからは葉を見るだけで、根のつくりが分かっちゃいますね!

マツのつくり

最後はマツのつくりについて。
ちなみに理科では、生物名はカタカナ表記をするので、「」とは書かず「マツ」と書きます(^^)

マツの花って見たことがありますか?
これです。

これが花!?(‘Д’)
って思いますよね。

花のイメージとはだいぶ違うでしょうが、マツの花はこれなのです。
 
 
では、これまでの花と何が違うか言えますか?
 
 
まず、花弁がありませんね!
花びらがないから、美しく感じないですよね(;’∀’)

他にはがくおしべめしべがありません。

「え、それじゃ全部じゃん(-“-)」と思った方は素晴らしい!
ここまでの内容をよく理解できていますよ!(^^)
 
 
ただ、おしべ・めしべについては、代わりに雄花(おばな)と、雌花(めばな)があります。

まずは雌花(めばな)
雌花はこれです。めしべの代わりの役割をします。

先端の部分になります(^^)
赤色をしています。

拡大すると、ウロコのようなものがたくさんついていることがわかります!
このウロコのようなものをりん片といいます。

りん片を一枚とって見てみるとこんな感じ(._.)

りん片には胚珠があるのですが、子房がありません。

ということで、マツには子房がなく、胚珠はむき出しでついています

マツのような、胚珠がむき出しでついている植物を裸子(らし)植物といいます。

対して、これまでやってきたような、胚珠が子房に包まれているものを被子(ひし)植物といいます。
 
 
続いて雄花(おばな)
こちらが雄花。おしべの代わりの役割をします。

雌花の下にいっぱいついていて、ここもおしべと同じですね!

「おしべと役割が同じ」ということで、雄花は花粉が入った袋をもっています。
雌花と同じくりん片がいっぱいついています。一枚とると…

こんな感じです(^^)/
下の部分が、花粉の入った袋(花粉のう)です。
 
 
 
このように、やはりマツにも花があるわけです。
ただ、がくや花弁はなく、おしべの代わりに雄花、めしべの代わりに雄花があるというわけ!

雌花には子房がなく、胚珠がむき出しでついているということ!

覚えておいてください(^^)/

KYD!プリント

今回のKYD!プリントは、図を大量に盛り込んでいますので、イメージしやすくなっていると思います(^^)/

ぜひぜひ、取り組んでくださいね!
【問題プリント】
KYD③ 葉・根とマツのつくり

【解答】
KYD③ 葉・根とマツのつくり 解答
 
 
KYD!プリントの使い方については、私のオススメの方法を
KYD!プリントについて&利用規約
に書いていますので、参考にしてください。
 
 
良いなと思ってもらえたら、人に紹介したり、ブックマークして頂けると幸いです!
読んで頂きありがとうございました!(^^)/

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