こんにちは!ばっしーです!(^^)/
今回は1年生の地学分野4回目
地震計の読み取りについてです(^^)b
地震については前回もまとめています。プレートと地震については次回にまとめますので、今回は地震計の読み取りに特化して書きますね!(^^)
一緒に載せている学習プリントのKYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントも、ぜひ取り組んでみてください(^^♪
初期微動と主要動
地震が起きると、ガタガタと揺れますよね。(@_@;)
このときに、地震の揺れを記録する機械を地震計といいます。
出典:気象庁HPより
この地震計で、計測されるのが下の波形データです(._.)
実は、私たちが「ガタガタ」と気付く前から、少し地面は揺れています(@_@;)
それが図の、初期微動(しょきびどう)です。
私たちが気付く「ガタガタ」は主要動(しゅようどう)といいます。
実は地震の揺れには2種類があったんですね~!
地震が発生すると、P波(ピーは)とS波(エスは)という2つの波が発生します。
P波は速く周囲に広がります。(秒速5~7km)
一方S波はゆっくりと周囲に広がります。(秒速3~4km)
P波とS波の速さが違うので、早くたどり着くのがP波、後でたどり着くのがS波になります。
察しの良い人は、もう気付いたかもしれませんが
初期微動を引き起こすのはP波で
主要動を引き起こすのはS波になります!
P波(初期微動)が来てからS波(主要動)が来るまでの期間を初期微動継続時間といいます。
では、ここで問題です。
震源から離れれば離れるほど、初期微動継続時間は長くなるでしょうか?短くなるでしょうか?
ちょっと考えてみてください(^^)/
これが分かった人は、ここまでの内容はバッチリ理解していますね!(^^)b
では、正解です!
正解は、「長くなる」です
わかりましたか?
震源から遠ければ遠いほど、P波とS波の距離の差は大きくなっていきますよね!
だから遠い所は、P波が着いてからS波が着くまで差があるのです。
その結果、初期微動継続時間は長くなります(^^)/
まとめると
→ 速度が速い。初期微動を引き起こす。
S波
→ 速度が遅い。主要動を引き起こす。
初期微動が起きてから、主要動が起きるまでの時間が初期微動継続時間
KYD!プリントに練習問題を載せています!我ながら良い問題だと思いますので(笑)、ぜひぜひやってみてください!\(^o^)/
震度とマグニチュード
地震による揺れの程度を震度といいます。
震度には10段階あります。みなさんも聞いたことがあるかもしれませんが、0から始まり、7までです!
震度5と6はそれぞれ「強」と「弱」があるので
0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7の10段階です(^^)/
震度は気象庁によって発表されます。
出典:気象庁HPより
震度のめやすはこんな感じになります(。-∀-)
震度とよく似たものに、マグニチュードがあります。
マグニチュードは、地震の規模を表します。
例えば、大阪で起こった大きな地震Aと、東京で起こった小さな地震Bで
東京の震度はBの方が大きいということがありますよね?
でも、「Aの方が大きい地震だった」とはならないですよね(;’∀’)
震度では、各地の揺れの大きさは表せるけれど、地震そのものの大きさは表せません。
この、「地震そのものの大きさを表す」ものがマグニチュードになります。
マグニチュードが1大きくなると、地震のエネルギーは32倍に
2大きくなると約1000倍になります。
これは、対数という計算方法で算出されるためです。
対数は高校の数学で習いますので、32倍、約1000倍というのは、もう覚えるしかないですね(。-∀-)
マグニチュードが大きくなれば、地震の規模が大きいので、当然震度が大きくなる傾向があります。
ただ、震度はその土地の地盤などにもよるので、必ず大きくなるとは言い切れません(;’∀’)
震度にはいろんな要因があるんですね!
KYD!プリント
今回もKYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントを載せておきます!
ぜひご活用ください!(^^)/
【問題プリント】
KYD㉓ 地震計の読み取り
【解答】
KYD㉓ 地震計の読み取り 解答
KYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントの使い方については、私のオススメの方法を
KYD!プリントについて&利用規約
に書いていますので、参考にしてください。
良いなと思ってもらえたら、人に紹介したり、ブックマークをして頂けると幸いです!
読んで頂きありがとうございました!(^^)/
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