こんにちは!ばっしーです!(^^)/
2年生の生物分野も4回目になりました\(^o^)/
今回は植物の葉と茎についてです(^^)b
一緒に載せている学習プリントのKYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントも、ぜひ取り組んでみてくださいね(^^♪
葉のつくり
葉は、多くの細胞でできています。
ただ、顕微鏡で見てみると、ところどころ穴が開いていることがわかります。
真ん中に穴が開いています!
この穴を気孔といいます(^^)
気孔の縁には、2つの細長い細胞があり、葉緑体が多くありますね!
この細長い細胞を孔辺細胞といいます(^^)
この気孔と孔辺細胞ですが、
葉の裏側に多いです(^^)/
葉の表側にはあんまりないんですね~
続いては葉のすじについて!
葉にはすじがありますよね!
葉脈です!
覚えていましたか?(^^)
2タイプあるのを覚えていますか?
このタイプです(^^)/
上と下、それぞれ言えますか?
正解は…
上が網状脈で、下が平行脈です!
さて、この葉脈は、実は維管束というものです。
維管束というのは、道管と師管が束になったものです(^^)
この道管というのは、植物の体中に張り巡らされている管で、
水や、水に溶けた無機養分を運びます。
一方師管は、植物の体中に張り巡らされている管で、
光合成によって作られた養分を運びます。
人間でいう血管みたいなものですね(^^)/
道管と師管は、どっちが養分で、どっちが水か
ごっちゃになりがちです(;^_^A
道管の方が水なので、水道管と覚えましょう(^^)/
葉では、道管が表側、師管が裏側にあります。
こんな感じ(._.)
イラストをよーく見てみると、下は2か所穴が開いていますね!
これが先ほどやった、気孔ですね!
気孔があるので下が葉の裏ということがわかりますね(^^)
表側に道管、裏側に師管ということがわかります。
茎のつくり
実は、茎には2タイプがあります(^^)/
断面図がこんなタイプと
断面を切ると、つぶつぶが無数にあることが分かります!
このつぶつぶが維管束なのです( ゚Д゚)
さっきやったやつですね~
どちらも維管束の内側が道管で、外側が師管です!
最初のタイプのやつの道管に、赤で色を塗ると…
こんな感じです!
ちなみに白い部分が師管ですね(^^)/
2こ目のタイプのやつの道管に、赤で色を塗ると…
こちらも赤が道管で
残った白い部分が師管です(^^)/
維管束の内側が道管で、外側が師管
覚えておいてください(^^)/
蒸散の量を調べる実験
蒸散とは、葉から水蒸気を出すことです(^^)
植物は、根から水を吸収しますが、この蒸散によって排出するんですね~
この実験では、ワセリンを使います。
ワセリンを葉に塗ると、気孔がふさがれるため、
蒸散が起こらなくなります( ゚Д゚)
例えば、葉の表にワセリンを塗ると、裏からしか蒸散しなくなり
逆に裏にワセリンを塗ると、表からしか蒸散しなくなるというわけ(^^)/
表裏両方に塗ると、葉から蒸散が起こらなくなりますね(^^)
図のように、水にさしたアジサイの葉を4つ用意します。
それぞれ上からA、B、C、Dとしましょう。
Aは表にワセリンを塗ります。Bは裏にワセリン。
Cは何もしないで、Dは表と裏にワセリンを塗ります。
5分間置いておいて、蒸散の量を調べます。
結果は以下の通り(._.)
当然、何も塗っていないCが一番蒸散を行います(^^)
次に多いのがA!表にワセリンを塗っているので、裏から蒸散をしていますね!
裏のみの蒸散ですが、凄い量です( ゚Д゚)
Bは裏にワセリンを塗っているので、表から蒸散をしています。
表からの蒸散の量はちょっとだけですね!
Dは蒸散を行わないはずですが、こんな結果になりがちです(;^_^A
葉以外から水蒸気が出たか、ワセリンを塗り落とした場所があったか
どこからか蒸発したか
ミスか誤差ですが、実験ではつきものです。
あまり気にしなくて良いですよ(^^)/
ということで、この実験から
蒸散は、葉の裏側で多く行われるということと
気孔は葉の裏側に多くあるということが分かるのです\(^o^)/
KYD!プリント
蒸散の量を比べる実験は、有名な実験ですので
問題集などでは必ず出てくるし、毎年多くの入試問題で見かけます!
今回のプリントの中にも入れています!(^^)!
その他KYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントには大事な出るとこだけギュッ!とまとめています!
ぜひご活用ください!(^^)/
【問題プリント】
KYD⑩ 植物の葉と茎
【解答】
KYD⑩ 植物の葉と茎 解答
KYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントの使い方については、私のオススメの方法を
KYD!プリントについて&利用規約
に書いていますので、参考にしてください。
良いなと思ってもらえたら、人に紹介したり、ブックマークをして頂けると幸いです!
読んで頂きありがとうございました!(^^)/
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