凸レンズのはたらきと実像・虚像【学習プリント付き】

中1物理分野





こんにちは!ばっしーです!(^^)/
 
 
今回は1年生の物理分野2回目
凸レンズのはたらきについてまとめますね!(^^)
 
ここは物理分野最大の難所です(;’∀’)
1年生の理科全体では3つ大きな山場があると思っていますが、そのうちの1つです!
 
 
理科の問題になるような部分だけにしぼり、解説していきますね!(^^)
 
 
一緒に載せている学習プリントのKYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントも、超気合を入れて作りました!(笑)

ぜひぜひ取り組んでみてください(^^♪
 
 

光はあらゆる方向に広がる

まず、光はあらゆる方向に広がるという性質をもっています(^^)

実体験からなんとなーくわかりますよね!

ライトってどの方向から見ても光っています
“ある角度だけ暗くなる”ってことはありませんよね(;’∀’)

図にすると、こんな感じ

炎の光はいろんな方向に広がっていきます(^^)/

凸レンズの性質

次に、凸レンズについて見ていきます(^^)b

凸レンズとは、中央が厚くなっているレンズのこと(^^)/

こんな形をしています。
例えばメガネや虫めがねのようなレンズですね!
 
 
このレンズが光の屈折を生み出します

光の屈折については、前回書きましたので省略します(^^)
確認したい方は、こちら
光の性質
を見てください!
 
 
どう屈折するかというと、こんな感じです(^^)/

図の点線を「A線」としましょう。
A線に垂直に入ってきた光の矢印たちは、すべて1点に集まっていることがわかりますね(;゚Д゚)

この点を焦点といいます!(^^)!
 
 
また、
凸レンズから焦点までの距離を焦点距離といい

凸レンズの中心と焦点を結ぶ直線を光軸といいます
 
 
この2つについては重要語句ですが、ここではこのぐらいにします。
KYD!プリントを見てもらうとよくわかると思いますよ(^^)b

像の作図

ここまでのことが理解できたら、いよいよ作図です!!

作図で書かなくてはいけない線は3つ!

(本当は2つだけど、ここではまだ3つとしております(。-∀-))

図を見てください(._.)

矢印型の物体を図の位置に置くとします。
物体の頂点から出る光を考えます(^^)/

物体の頂点からは、あらゆる方向に光が広がりますよね!
でも、①②③方向の光だけ考えます。

それぞれ、どういう光かというと
①は、光軸に平行な光
②は、凸レンズの中心を通る光
③は、手前の焦点を通る光

図を見ると、①~③の光は凸レンズで屈折し、ある1点に集まっていますね(^^)b

改めて、図を見てみましょう(._.)

①~③は、それぞれどう進んだのかというと
①は、焦点を通る
②は、直進する
③は、光軸に平行に進む
 
 
①~③の集まった点の位置に、像ができるのです\(^o^)/
 
 
実際に作図をするときは、③の線は書かなくていいです!(^^)b
ただ、原理として、③の線についても知らないとマズいので紹介しておきました(;’∀’)
 
 
もちろんKYD!プリントにも③の線についても載せています。
その後色々な作図問題がありますが、それについては①と②の線だけで構いません!
 
 
ぜひ取り組んでみてくださいね(^^)/

2種類の像

改めて『』とは
“写っているもの”のこと(^^)/

例えば虫メガネで物を見ると、虫メガネのガラスの中に物があるように見えますね!
映画館のスクリーン、スクリーン上に物があるように見えますよね(^^)

これらは『』です(^^)/
 
 
凸レンズを使って見える像は2種類あります( ゚Д゚)
それぞれどんな像かというと

①スクリーンに写る像(実像(じつぞう))

②物体と反対側から凸レンズをのぞいてできる像(虚像(きょぞう))
 
 
例えば①は、映画館などでスクリーンに投影するときに利用されています(^^)/
②はめがねや虫メガネで物を見るときがそうですね!

実像(じつぞう)の作図

先ほど、スクリーンに映るのが実像と書きました!

実像ができるのは、物体と凸レンズの距離によって決まります。

実像は
物体が凸レンズの焦点距離よりも遠いとき
にできるのです(^^)/

図で説明します!

青を物体、赤の矢印を像としてください。
先ほど説明した①の線と②の線を引くと、像の位置がわかりますね(^^)

スクリーンをこの像の位置に置いたとき、像ははっきりとピントが合い、この大きさで見える
というわけ(^^)/

ちなみに向きも反対ですね!
 
 
 
物体をちょっと近づけましょう(^^)b

物体が焦点距離の2倍のときです!
なんとこの時、像も焦点距離の2倍の位置にでき、像の大きさは物体の大きさと一緒です( ゚Д゚)

ただしこれも、向きは反対です!
 
 
 
さらに近づけます(^^)bb

物体を近づけると、像は遠くに、大きくできるようになります

そしてやっぱり向きが反対ですね!
 
 
 
もっと近づけてみましょう(;’∀’)

なんと!赤い線①②が平行になるので、結ぶ点ができませんね(;´Д`)

ということで、物体が焦点距離の位置にあると、像はできません
 
 
 
さいごに、これ以上近づけるとどうなるか?
次の章でやってみましょう(^^)/

虚像(きょぞう)の作図

さて、いよいよ焦点距離より物体を近づけたときについてです(^^)/
図を見てください!

①と②の線が、物体側で結ぶようになりますねΣ(・ω・ノ)ノ!
どういうことでしょう?

これは、物体と反対側から見ると、凸レンズの向こうに、物体の像が大きく見える

ということを表します!
まさに先ほど書いた、『虚像』ですよね!
 
 
虫メガネを使うとき、
当たり前ですが物体と反対側から見ますね。
そして、大きく見えますね(―_―)!!
ちなみに向きはそのままですよね。
 
 
まさしくこの虚像が見える状態が、作図によって表されます(^^)/
 
 
 
まとめると、こんな感じ!(^^)/

これは、KYD!プリントにも載せていますので、ぜひ取り組んで確認してみてください(^^)/
 
 

KYD!プリント

今回もKYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントを載せておきます!
この記事では詳しく扱いきれなかった部分も書いていますので、ぜひご活用くださいね!(^^)/

【問題プリント】
KYD⑮ 凸レンズのはたらき

【解答】
KYD⑮ 凸レンズのはたらき 解答

 
 
KYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントの使い方については、私のオススメの方法を
KYD!プリントについて&利用規約
に書いていますので、参考にしてください。
 
 
良いなと思ってもらえたら、人に紹介したり、ブックマークして頂けると幸いです!
読んで頂きありがとうございました!(^^)/

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