こんにちは!ばっしーです!(^^)/
今回は、蒸留についてまとめています!(^^)
一緒に載せている学習プリントのKYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントもぜひ取り組んでみてください(^^♪
沸点と融点
前回、状態変化と温度について解説しましたね(^^)
大事なのは、『状態変化中は温度が変わらない』ということでした(^^)/
これが「どういうこと?」(;゚Д゚)
と思った人は、前回の
物質の状態と温度
をご覧ください(^^)b
まず、沸点とは
液体が沸騰するときの温度
のことです(^^)/
つまり水だったら100℃ですね!
そして融点とは
固体の物質が液体になるときの温度
のこと!
水だったら0℃ですね(^^)
いま、「水だったら」と書きましたが
物質によってこの温度は変わるのです!
例えばエタノール
アルコール飲料や消毒液に入っている液ですが
エタノールの融点は-114℃で、沸点は78℃です!
冷凍庫でも凍らないけど、加熱すれば水より早く沸騰しだす
というわけですね(^^)/
だから日常生活(15℃前後)では、エタノールは液体ですよね!(^^)b
その他にも、たとえば
酸素の融点は-218℃で、沸点は-183℃
だから酸素は日常生活で気体です(^^)
金の融点は1064℃で、沸点は2700℃
だから金は日常生活で固体!
となるわけです(^^)/
蒸留
『蒸留』とは、液体を沸騰させて気体にし、それをまた液体にして集める
という方法です!
これだけ聞くと「えっ!?」(;゚Д゚)
ってなりますよね(笑)
「意味ないじゃん」って感じだし
そもそも文章自体が難しい…(;’∀’)
「出典:板垣恵介「バキ」より」
ところがこれ、意味があるのです(^^)
そして、日常生活でも、蒸留はふつーに行われています(^^)b
図を見てください
丸底フラスコの中に、ワイン(水とエタノールの混合液)が入っているとします。
これをガスバーナーで加熱していくと温度が上昇していきます!
この後どうなると思いますか?(^^)
ワインの温度が上昇して78℃になったとき!
先ほど書きましたが78℃はエタノールの沸点です!
ワインの中のエタノールが沸騰を始めます(‘Д’)
エタノールが気体になり、フラスコの枝の部分から出ていきます。
そしてビーカーの氷水で冷やされ、エタノールは試験管内で再び液体になります(^^)/
ワインの水の部分はそのままですよね(^^)
これでワインが、水とエタノールに分かれました!
これが蒸留です!
沸点のちがいを利用して、混合物から純粋な物質を取り出すことができるのです(^^)/
日常生活では、「蒸留酒」と言われる泡盛、ウイスキー、焼酎にブランデー(果実酒)など
他にはガソリン、香水など
様々なものに利用されているのです!(^^)!
蒸留を行えば、いろいろ混ざった物質の中から、純粋な物質を取り出すことができる
ということ。
覚えておきましょう(^^)/
沸騰石について
さいごに少しだけ、沸騰石について書いておきます。
沸騰石とは、液体を加熱させるときに入れる石みたいな薬品で、急な沸騰(突沸)を防ぐという効果があります。
実験の結果には影響がありませんが、突沸を防ぎ、安全に実験ができるというもの。
突沸が起こると「ボカーン!」と爆発するようにお湯などが飛び散り、容器や器具が割れたりすることもあります(;゚Д゚)
非常に危険です!
水を加熱する実験を行うときは、必ず沸騰石を入れるようにしましょう。
ちなみに使い捨てで、再利用はできません(‘Д’)
これも要注意ですね!
KYD!プリント
今回もKYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントを載せておきます!
ぜひご活用くださいね!(^^)/
【問題プリント】
KYD⑪ 蒸留
【解答】
KYD⑪ 蒸留 解答
KYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントの使い方については、私のオススメの方法を
KYD!プリントについて&利用規約
に書いていますので、参考にしてください。
良いなと思ってもらえたら、人に紹介したり、ブックマークして頂けると幸いです!
読んで頂きありがとうございました!(^^)/
コメント