こんにちは!ばっしーです!(^^)/
今回は1年生の地学分野7回目
堆積岩と化石についてです(^^)b
1年生の地学分野はラストで、今回で1年生の内容が全て終わりです\(^o^)/
一緒に載せている学習プリントのKYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントも、ぜひ取り組んでみてくださいね(^^♪
堆積岩
前々回の、『地層のでき方』のところで、堆積について解説しましたね!
堆積って何?という方は、ぜひこちらをご覧ください(^^)/
地層のでき方
堆積物が積み上げられ、長い年月がかかると固まっていきます。
これを堆積岩といい、中学校では、6種類の堆積岩を習います。
れき岩、砂岩、泥岩、凝灰岩、石灰岩、チャートの6種類です!
ひとつひとつ、紹介していきます(^^)/
まずはれき岩!
堆積の学習の所で書いた、『れき』が積もって固まった岩石です。
粒が大きいのが特徴でしたよね!写真の岩石にも、大きな石の粒が見えますね(^^)
れき岩の粒は大きいです。2mmよりも大きいものがれき岩の粒になります。
そして、運搬されてできている粒たちなので、どんな形をしていますか?
そう、丸みを帯びているんですね!
運搬の途中で角が削られ、丸みを帯びだすわけです(^^)/
続いて砂岩
堆積のところでやった『砂』が積もってできる岩石です。
粒の大きさは中くらいの2~0.06mmです。
写真からも分かりますが、れき岩と比べても粒が小さいです。
そしてやはり、丸みを帯びた形の粒をしています!
続いて泥岩
これも堆積のところでやった『泥』が積もってできる岩石です。
粒の大きさが小さい、0.06mm以下になります。
写真からもわかりますが、れき岩・砂岩と比べて粒が小さいですよね!
そしてもうお分かりでしょうが、これも粒が丸みを帯びています。
続いて凝灰岩
火山の噴火によって積もったものが、固まって岩石になったものです。
「火山の噴火によって積もった」ので、火山噴出物が積もりますね!
多くは火山灰や軽石が占めています。
そして粒の特徴は、鉱物であること!ですね(^^)/
え?(;’∀’)と思った方はコチラをご覧ください(^^)
火成岩と鉱物
5つ目は石灰岩!
生物の死がい、貝殻が積もり、岩石化したものです(´・_・`)
どんな生物たちかというと、有孔虫・ウミユリ・サンゴ・石灰藻など
大昔に大量にいた生物たちですね!
ちなみに有孔虫というのは1つの種類ではなく、いろいろな生物の総称です(^^)/
海に住んでいるものが多く、貝殻をもっているのが特徴の生物たちです。
お土産物として定番な「星の砂」とか「太陽の砂」とか言われているやつも、実は有孔虫です(;’∀’)
簡単に言うと、これらの生物が骨化し、積もってできるのです(;’∀’)
ただ、石灰岩の主成分は炭酸カルシウムなので、人間の骨(リン酸カルシウム)とは少し違いますね!
貝殻はリン酸カルシウムでできているので、貝殻の成分と同じです。
生物の死がいの集まりなので、石灰岩中には化石が入っていることもよくあります(^^)/
びっしりと貝の化石が見えますね(@_@;)
高級デパートなどの床や壁に使われていたりしますね(^^)
非常に高級感のある石材です。
出典:「日本橋三越本店HPより」
最後に、チャート!
これも生物の死がいの集まりです(´・_・`)
この虫がメインです(;’∀’)
放散虫も、実は1つの虫というわけではなく、いろいろな生物のグループ名です。
海のプランクトンの1種で、1つの細胞しかない生物なのでとても小さいです。
主成分は二酸化ケイ素!さっきとはちょっと違いますね。
石灰岩とチャートはどちらも生物の死がいが元になってできる岩石なので、違いが問われることが多いです!
違いは、『石灰岩はうすい塩酸をかけると、二酸化炭素が発生する』ということです(^^)/
チャートは塩酸をかけても何も起こりません。
1年生の気体のところでもやりましたが、二酸化炭素のつくり方を覚えていますか?
そう!石灰石に塩酸を加えるでしたよね。
覚えていなかった人は、ぜひコチラをご覧ください(;^ω^)
気体の性質と集め方
石灰石と石灰岩は同じ成分でできています。
名前もほぼ同じですもんね!
石灰岩だけは塩酸を加えると二酸化炭素が発生する。
石灰石とチャートの違いはよく出てくるところなので、しっかり押さえておきましょう(^^)/
化石
みんな大好き化石の話。
子どもたちに実物を見せると大喜びします(^皿^)
化石には2種類あります。
示相化石と示準化石の2種類!
示相化石とは地層が堆積した当時の環境がわかる岩石のこと。
例えばサンゴ
サンゴはどんなところにいる生物ですか?(^^)
サンゴは温かくて、浅い海にいる生物ですよね。
だから、サンゴの化石が見つかる場所は、「元、温かくて浅い海」ということがわかります(^^)
では、シジミはどうでしょう?
シジミの化石が見つかったら?
「出典:農林水産省HPより(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/shijimijiru_shimane.html)」
シジミは湖や河口など、淡水(塩分を含んでいない(海水じゃない)水)な所にいます
だからシジミの化石が見つかるということは「元、湖か河口」ということがわかりますね(^^)
こういう当時の環境を表す化石を示相化石といいます。
続いて示準化石!
地層が堆積した年代(地質年代)がわかる化石です。
地質年代は3つあり、古いほうから
古生代、中生代、新生代の3つです。
古生代は約5億~2億年前、中生代は約2億~6600万年前、新生代は6500万年~現代までです。
一応書きましたが、数字を覚える必要は全くありません(。-∀-)
古生代の生物たちはフズリナとサンヨウチュウ
フズリナの化石がこちら
サンヨウチュウの化石がこちら
中生代の生物たちはアンモナイトとティラノサウルス
アンモナイトの化石がこちら
新生代の生物たちはデスモスチルスとビカリア、ナウマンゾウ
これらの生物は一時代に大繁殖し、ものすごい数で世界中に現れますが、次の時代では絶滅するのです(;’∀’)
だからこそ化石が残っていると、時代が特定できるんですね!
例えばゴキブリの化石が見つかったとしても、ゴキブリは大昔からいる生物なので、時代は分からないですよね(´・_・`)
だから絶滅してくれないと、示準化石にはなりえないのです(:_;)
KYD!プリント
今回もKYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントを載せておきます!
ぜひご活用ください!(^^)/
【問題プリント】
KYD㉖ 堆積岩と化石
【解答】
KYD㉖ 堆積岩と化石 解答
KYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントの使い方については、私のオススメの方法を
KYD!プリントについて&利用規約
に書いていますので、参考にしてください。
良いなと思ってもらえたら、人に紹介したり、ブックマークをして頂けると幸いです!
読んで頂きありがとうございました!(^^)/
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