化学反応式のつくり方【学習プリントで全て紹介】

中2化学分野





こんにちは!ばっしーです!(^^)/
 
 
今回は2年生の鬼門!化学反応式です!!( ;∀;)
 
 
 
 
 
ただし、ここをやるのは、元素記号化学式が完璧に書けるようになってからですよ!( ゚Д゚)
 
 
 
 
この2つが完璧じゃない気がする方は、
原子と分子、いろいろな物質の化学式をご覧ください。
 
 
 
このページに、中学2年生に必要な全ての元素記号と化学式を載せています(^^)/
 
 
 
 
学習プリントのKYD!プリントともども、ぜひぜひご活用ください!
 
 
 
 
 
 
 
化学反応式は、本当につまずく人が多いですが
元素記号を覚える → 化学式を覚える → 化学反応式
 
 
という段階をちゃんと踏み、化学反応式を何度も作ってみたら
しっかりできるようになりますよ(^^)/
 
 
 
 
 
 
 
今回のKYD!プリントには、中学2年生で出てくるすべての化学反応式を載せました!

なのでこれさえやっときゃー大丈夫!です!
頑張りましょう(^^)/

化学反応式のつくり方

今回は、2つの化学反応式を作っていきたいと思います。
① 水の電気分解
② 酸化銀の熱分解

水の電気分解

化学反応式を作るためには、3つのステップをふみます(^^)/

ステップ1:化学変化を物質名を使って式で表す

今回は、水の電気分解ですので、
水が変化して、できるのが水素酸素ですよね!
 
 
 
 
だから、水 → 水素 + 酸素
 
 
 
化学式でも書いておくと良いですよ(^^)
水(H₂O) → 水素(H₂) + 酸素(O₂)

ステップ2:この式をモデルで表す

水 → 水素 + 酸素をモデルで表します。

モデルとは、原子のモデルです!
原子1個を○で表します(^^)
 
 
水はH₂Oなので
Hの○が2つ、Oの○が1つですね(^^)/

このように表せます(^^)
別に三角形に並べず、横一列でもいいですよ!
 
 
 
水素はH₂なのでHの○が2個

酸素はO₂なのでOの〇が2個

このように表せます!
 
 
 
 
 
 
改めて、水 → 水素 + 酸素をモデルで表すと

このように書けますね(^^)/

ステップ3:モデルの数合わせをする

ステップ3は、数合わせです(^^)/
 
 
 
どこと、どこの数を合わせるかというと
→の右と左です!
 
 
 
 
先ほどのこのモデルの式ですが…

酸素に注目すると
→の左には1つ、右には2つですね!
 
 
 
合っていませんね!
 
 
 
 
なので、左側に酸素を1つ足したいのですが
足すときにはルールがあります(^^)
 
 
 
 
それは、水(H₂O)ごとセットで足す
ということです(^^)/
 
 
 
酸素原子1つだけ足すことはできないのです。
 
 
 
 
左に水(H₂O)を足しましょう。

こうすることで、酸素は数が合いましたね!

→の左に2、右に2です(^^)
 
 
 
 
 
 
 
では次は水素に注目しましょう!

水素原子は→の左右に、何個ずつありますか?

左に4、右に2ですね!

やはり、合っていません(^^;)
 
 
 
 
足しましょう!
足すときは水素分子(H₂)ごとセットで足す
 
 
 
先ほどと一緒で、セットで足してください!

水素分子を1セット足すと、
左に4、右に4で合いましたね\(^o^)/
 
 
 
 
 
 
酸素は2、2
水素も4、4で、全てが合いました\(^o^)/
 
 
以上で数合わせ完了です\(^o^)/

ステップ4:化学反応式で書く

先ほど数を合わせたモデルがこちら!

これを化学反応式で書いたら仕上げです(^^)/
 
 
 
水(H₂O)は2個ありますよね?
だから2H₂Oと表されます!
 
 
 
 
水素(H₂)も2個ありますから
2H₂と表します。
 
 
 
 
酸素は1個ですので
O₂と表します。
 
 
1つの場合は、元素記号の前に何も書かないんです(^^)
 
 
 
 
 
 
以上から

2H₂O → 2H₂ + O₂と表されます(^^)/
 
 
 
 
お疲れ様でした。これで完成です\(^o^)/

酸化銀の熱分解

ちょっとレベルアップ。

以前の実験酸化銀の熱分解では、酸化銀を加熱しましたが
何と何ができたか覚えていますか(・・?
 
 
 
酸素です(^^)/

ステップ1:化学変化を物質名を使って式で表す

酸化銀を加熱し、銀と酸素を発生させるので…

酸化銀 → 銀 + 酸素と表せます。
化学式で書くとAg₂O → Ag + O₂ですね!

ステップ2:この式をモデルで表す

酸化銀 → 銀 + 酸素
Ag₂O → Ag + O₂
をモデルで表すと

と書けます(^^)/

ステップ3:モデルの数合わせをする

銀に注目すると
→の左に2、右に1ですので合ってません
 
 
 
なので足しましょう!
足すときはセットで足す
 
のですが、そもそもAgは1つですね~
分子などのセットはつくっていませんので、普通に足したら良いです(^^)/

右にAgを1つ足すと
左右に2つずつで合いましたね!
 
 
 
 
 
続いて酸素に注目します!
 
 
→の左に1、右に2なので
合っていません(^^;)
 
 
 
 
左側に酸素を足したいのですが
足すときはセットで足す!

ですね!
 
Ag₂Oごとセットで足してください!(^^)!

これで酸素は
左に2、右に2で合いました\(^o^)/
 
 
 
 
 
でも、ここでおかしなことが!!!( ゚Д゚)
 
 
改めて見てください!
酸素が合ったら、今度は銀が合わなくなりました(´;ω;`)

銀を数えてみてください。

左に4、右に2です!
 
 
 
 
ということで再度、銀を合わせましょう!
 
 
右に2つ、銀を足せば…

はい!これで!
全ての数合わせが完了しました\(^o^)/

ステップ4:化学反応式で書く

今数をそろえたモデルの式をもとに、仕上げです!

左にAg₂Oが2つありますので、2Ag₂O
 
 
右にAgが4つありますので、4Ag
 
 
右にO₂が1つありますので、O₂
 
 
と書け、
2Ag₂O → 4Ag + O₂

これで完成です\(^o^)/

酸化、燃焼、硫化、還元の化学反応式

まずは酸化
 
 
酸化とは何か、説明はできますか?
 
 
 
酸素が化合することですよね(^^)

分からなければ物質の成り立ち②をご覧ください。
 
 
 
 
 
 
酸素が化合するので、酸素を足したら良いです!
 
 
 
例えば、炭素の酸化では
 
C + O₂ → CO₂
 
 
 
となります(^^)
 
『+酸素』されていますね!
 
 
 
 
 
 
 
 
次に、燃焼
 
こちらも説明はできますか?(^^;)
 
 
 
光や熱をともなう酸化
だったですよね!
 
 
 
燃焼は酸化の一種です!
 
 
 
 
やはりこちらも、酸素を足せばよいのです!
 
 
ということで、マグネシウムの燃焼
 
Mg+ O₂ → MgO
 
と表します(^^)/
 
 
 
 
 
 
 
 
次に硫化です
 
 
酸化と似ていますね~
 
 
 
こんどは硫黄が化合することです(^^)
 
 
 
 
硫黄を足せば良いです。
 
 
 
例えば鉄の硫化と言われれば
 
 
Fe+ S → FeS
と表します(^^)
 
 
 
『+硫黄』されていますね!
 
 
 
 
 
 
 
最後は還元です!
 
還元とは、酸化物が酸素を失うこと
 
 
 
酸化物から、酸素を取ってください!(^^)!
 
 
 
例えば炭素による、酸化銅の還元
 
 
 
2CuO + C → 2Cu + CO₂
と表します(^^)/
 
 
 
 
4つをまとめておきます!

化学反応式の注意点
① 酸化と言われたら、酸素をたす
② 燃焼と言われたら、酸素をたす
③ 硫化と言われたら、硫黄をたす
④ 還元と言われたら、酸化物から酸素をとる

 
覚えておいてくださいね\(^o^)/

KYD!プリント

今回のKYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントには、中学2年生で出てくる全ての化学反応式を載せています!
 
 
 
何度も繰り返して練習すれば、必ずできるようになります!
 
 
 
皆がつまづくところです!
ライバルと差をつけましょう\(^o^)/

ぜひご活用ください!(^^)/

【問題プリント】
KYD⑤ 化学反応式

【解答】
KYD⑤ 化学反応式 解答

 
 
KYD!(これさえやっときゃー大丈夫!)プリントの使い方については、私のオススメの方法を
KYD!プリントについて&利用規約
に書いていますので、参考にしてください。
 
 
良いなと思ってもらえたら、人に紹介したり、ブックマークをして頂けると幸いです!
読んで頂きありがとうございました!(^^)/

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